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オオイカササギ

オオイカササギ

Urocissa caerulea (Gould, 1863)

オオイカササギは保護類で、黒い頭と赤いクチバシで、そのほかは鮮やかな青色をしています。尻尾は長く、中央の両翼以外の末端部分は白く、その内側は黒い羽です。



主に山地の100-1200mの広葉樹林に生息しており、性格は激しく、雑食性のため大型の昆虫や小鳥やヒナ鳥のほかに、ヘビ、ノネズミ、トカゲ、あるいは植物の果実も食べます。オオイカササギの多くは、樹林と雑草区の境目の大樹の上に巣を作ります。群生を好み、1回の産卵で4~6個の卵を産みます。育児の季節になると、同族のほかの鳥たちも手伝ってヒナにえさを与えます。



オオイカササギは台湾特有の鳥種で、あまり見かけない留鳥です。非繁殖期は三~六羽、あるいはそれ以上で群をなし、低海拔樹林の上空や山の傾斜地を山谷に向けて飛行します。尻尾が長いことから、民間では長尾陣の美名でも呼ばれます。