四百石貯水槽は二度も工場で起きた火事のために1929年に建てられました。貯水槽と小白宮との間には久須乃木大神、開拓三神、大山祇命と北白川宮能久親王を祀る久須乃木神社があった。工場から排出された冷却水はここに貯蔵し、普段に掃除や灌漑用水に使われました。水槽の壁面は赤煉瓦で、底は鉄筋コンクリート造である。容量は400石(約72立方メートル)があるから、そう名づけられました。戦後は養殖の池にされ、深さ120cmであったため、深さ60cmの所にステンレス金網が設置され、敷地内の整地工事を行なう時に掘り出した礫をその上に置かれ、池の深さを約50cmに控えられています。かつて消防施設である事を記念するため、噴水口は消火栓に造形されました。